伝説のイングランド代表より上へ行く! アザール「僕たちベルギーは黄金世代」

ベルギー代表のアザール photo/Getty Images

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何も勝ち取れないまま終わる気なし

今回のロシアワールドカップはベルギー代表にとって勝負の大会だ。近年ベルギーは育成に成功しており、今後も優秀な選手を輩出できるだろう。しかしエデン・アザール、ケビン・デ・ブライネ、ロメル・ルカクといったタレントが同世代に揃うのは簡単なことではない。今のベルギー代表は特別な黄金世代なのだ。

英『Daily Mirror』によると、エースのアザールも自分たちの世代が黄金世代であると自覚している。ロシア大会で頂点を目指す考えだ。

「僕たちには良い選手が揃っていて、みんなイングランドやイタリア、スペインでビッグゲームを経験している。何をすべきか分かっているよ。イングランド代表にも10年、15年ほど前に黄金世代があったが、何も勝ち取ってはいない。今ベルギーのファンやジャーナリスト、全ての人間が何か勝ち取ることを求めていると思う。僕たちは黄金世代であり、今何かを勝ち取りたいんだ」
「イングランド代表とのゲームは特別なものになるだろう。僕たちは全ての選手を知っている。ただ、その前にパナマとチュニジアとのゲームがある。イングランド戦は3番目だ。恐らく過去のイングランドは優勝候補だったろうけど、今は違う。僕たちとは五分五分だと思う。イングランドには良い選手が揃っているし、僕たちにも良い選手がいるからね」

イングランドはスティーブン・ジェラード、フランク・ランパード、ジョン・テリー、リオ・ファーディナンドらが揃った特別な時代があった。2006ドイツワールドカップではタイトルも期待されたが、結局ベスト8で涙を呑んだ。アザールはそれと同じ結果にはなるまいと意気込んでおり、黄金世代としてワールドカップでの大成功を願っている。

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