なぜEURO2016王者ポルトガルが優勝候補に挙がらない? デコ「普通じゃない」

EURO2016を制したポルトガル代表 photo/Getty Images

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ポルトガル代表もロシアで優勝を狙えると自信

ロシアワールドカップではブラジル代表、ドイツ代表、フランス代表、スペイン代表の4チームが優勝候補に挙げられており、EURO2016を制したポルトガル代表を推す意見はあまり聞こえてこない。

これに納得していないのが元ポルトガル代表MFデコだ。スペイン『as』によると、デコは欧州王者はワールドカップの優勝候補に数えられるべきと主張しており、ポルトガルにも今大会を制す力は十分にあると語っている。

「W杯はより難しいコンペティションだ。だが、欧州王者になったスペインはその後W杯を制した。当時準優勝だったドイツもW杯を制した。歴史的に見て欧州を制したチームはW杯も制することができる。これに疑いはない。欧州を制したチームがW杯の優勝候補に挙げられないのは普通じゃない。ポルトガルも歴史を繰り返すことができるよ。もちろんEUROより難しいけど、ポルトガルは欧州の強豪国との戦いで同じレベルだった。そうした試合に勝ってきたし、優勝候補の一角に挙げられない理由が分からない。私にとってはポルトガルも優勝候補の一角だよ」
粘り強い戦いでEURO2016を制したポルトガルだが、あまりに渋い戦いが多かったことから欧州王者と認められていない部分もある。それが優勝候補に挙げられない理由となっているが、その認識が間違いだと示すことができるのか。まずはグループ初戦のスペイン代表戦で実力を見せたいところだ。

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