神戸入りのイニエスタも! 英メディア選出「欧州を離れるのが早すぎた名手」に

神戸にやってきたイニエスタ photo/Getty Images

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イニエスタはまだ世界トップレベル

近年は欧州で活躍したトッププレイヤーが中国やアメリカへ流れるケースが増えている。中にはお金目当てではないかと思える移籍もあり、欧州を離れるのが早すぎると悔やまれる選手も少なくない。

そこで英『HITC』は、欧州を離れるのが早すぎた伝説の選手たちを数名リストアップ。もっと欧州トップレベルで見たかったと嘆いているのだが、そこには今夏ヴィッセル神戸にやってきたスペイン代表MFアンドレス・イニエスタもリストアップされている。

イニエスタは34歳。欧州を離れるとの判断も理解できる年齢だ。しかし同メディアはまだイニエスタが世界トップ10に入るMFだと実力を絶賛しており、まだ欧州トップレベルで十分プレイできたはずとの見方を示している。
他の顔ぶれも超豪華だ。ブラジルの伝説的FWロマーリオは29歳で欧州を離れてブラジルのフラメンゴへ移籍。1度バレンシアでプレイしたが、すぐにフラメンゴへ戻り、その後はヴァスコ・ダ・ガマやフルミネンセなど数多くのクラブを渡り歩いている。

バルセロナやビジャレアルで活躍した天才司令塔ファン・ロマン・リケルメは29歳でボカ・ジュニアーズ復帰を決断。その後はボカで長くプレイしており、少々早すぎたか。

アメリカ行きの道を切り開いた存在ともいえる元イングランド代表MFデイビッド・ベッカムもそうだ。ベッカムは32歳でLAギャラクシー行きを決断。同メディアはマンチェスター・ユナイテッドでプレイしていた時がベッカムの全盛期だったはずと伝えているものの、まだ欧州でプレイすることは可能だった。その後ミラン、パリ・サンジェルマンに移籍して欧州復帰を果たしているため、アメリカ行きはもう少し後でもよかったのかもしれない。

イニエスタの名前がここに挙がっているのは特別で、神戸にやってくる選手がいかに大きな存在かが分かる。日本サッカー界は早すぎる欧州離脱を感謝すべきなのだろう。

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