G大阪、クルピ監督続投へ 社長が信頼を強調「ふがいない結果になっているが……」

今後もチームを率いることとなったクルピ監督 photo/Getty Images

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中断期間は「チーム立て直しの大チャンス」

カンバ大阪の代表取締役社長を務める山内隆司氏が11日、クラブの公式サイトを通じて声明文を発表し、レヴィー・クルピ監督への信頼を強調した。

今季開幕前にクルピ監督を新指揮官に招へいしたG大阪。新シーズンの飛躍が期待されたが、明治安田生命J1リーグでは、開幕戦となった名古屋グランパス戦を落とすと、6試合ものあいだ白星なし。第7節のジュビロ磐田戦で初勝利を飾ったものの、中断期間に突入するまでの15試合で4勝3分8敗の16位と苦戦が続いている。また、先日行われた天皇杯2回戦では、関西学院大学に1-2で敗れ屈辱を味わった。

こういった状況もあってか、SNSなどではクルピ監督の解任を訴えるファンの投稿が増えていた。しかし、山内代表取締役社長は、今季のここまでを「新監督としてレヴィー・クルピ監督を招へいし、『奪還』というスローガンを掲げて、“アグレッシブにゴールを奪う”魅力的なサッカーを復活させ、タイトルを奪い返すことを目指し今シーズンに臨みました。しかし、J1は15節終了時点で4勝3分8敗(勝点15)の16位というふがいない結果」や「皆様の期待を大きく裏切ることとなり、大変申し訳ございません。天皇杯は2回戦敗退という屈辱的な結果に終わりました」と振り返った上で、次のように綴っている。
「この前半戦の結果を真摯に受け止め、今まで以上にクラブが一丸となってクルピ監督率いるチームを支え、この中断期間をチーム立て直しの大きなチャンスととらえ、チーム戦力が向上するためのあらゆる手段を講じることで、Jリーグの再開後は一戦一戦トーナメントのつもりで集中して戦い、一つずつ勝点を積み重ねて参ります。これからも引き続き熱いご声援いただきたく、宜しくお願い申し上げます」

クルピ監督の続投が決まったG大阪。社長が言うようにこの中断期間でチームを立て直し、7月から再スタートを切ることができるのか。

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