[移籍]ナポリ、25歳で7クラブを渡り歩いたイタリア代表の“苦労人FW”を獲得

ナポリへの移籍が決まったヴェルディ photo/Getty Images

自身8つ目のクラブへ

ナポリは11日、ボローニャからイタリア代表FWシモーネ・ヴェルディを獲得したと発表した。契約期間は5シーズンとなっている。

現在25歳のヴェルディはイタリア代表の各年代でプレイし、昨年3月にA代表デビュー。新指揮官にロベルト・マンチーニ監督が就任した新生イタリア代表にも選ばれており、今後の活躍が期待されるアタッカーのひとりだ。ただ、これまでのキャリアは決して順風満帆なものではなかった。

ミランの下部組織出身で、2010年1月に17歳ながらコッパ・イタリアでトップチームデビューを飾ったヴェルディ。セリエAでは出場機会を得られず、2011年夏にトリノへ移籍した。その後、ユーヴェ・スタピアとエンポリへのレンタル移籍を経て、2015年夏にミランへ復帰。しかし、再びレンタル移籍(エイバル、カルピ)を繰り返し、翌2016年夏にボローニャへ加入した。25歳ながらすでに7つものクラブでを渡り歩いた苦労人だが、この移籍が転機となり才能が開花。加入初年度となる昨季はセリエA28試合に出場して6ゴール5アシスト、今季は34試合に出場して10ゴール10アシストを記録していた。

自身8つ目のクラブへの移籍が決まったが、ヴェルディは新天地でも飛躍を遂げることができるのか。

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