ポルトガルの名門スポルティング・リスボンが揺れる! 問題続出で主力が続々退団も

ポルトガル代表にも選ばれているジェルソン・マルティンス photo/Getty Images

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この動きにベンフィカが目を光らせる

ポルトガルの名門スポルティング・リスボンが揺れている。

スポルティング・リスボンはポルトガルを代表する名門クラブだが、今季終盤には内部でゴタゴタが起きていた。4月にヨーロッパリーグ準々決勝1stレグでアトレティコ・マドリードに0-2で敗れた際には、クラブのブルーノ・デ・カルバーリョ会長が激怒し、トップチームから19選手を追放すると宣言したのだ。

さらに問題はこれだけではない。5月にはサポーター50人がスポルティング・リスボンの練習場を襲撃し、FWバス・ドストが頭部を怪我する事件も起きている。これを受け、一部の選手たちはスポルティング・リスボンを今夏に離れようとしているのだ。
スペイン『as』はFWジェルソン・マルティンス、バス・ドスト、ダニエル・ポデンセ、MFウィリアム・カルバーリョ、ブルーノ・フェルナンデス、GKルイ・パトリシオらがクラブとの契約を解除する方向で動いていると伝えると同時に、このゴタゴタにライバルのベンフィカが目を光らせていると取り上げている。

ポルトガル『Correio de Manha』によれば、ベンフィカのルイス・フェリペ・ヴィエイラ会長はクラブ総会にて「今年私は少しクレイジーなことをやろうとしている。やるべきではないのかもしれないが、やるつもりだ」と語ったという。スポルティング・リスボンとベンフィカ間での移籍は禁断だ。

同メディアはジェルソン・マルティンスがベンフィカ側とすでに接触しており、ブルーノ・フェルナンデスにも可能性があるという。スポルティング・リスボン、ポルト、ベンフィカの3クラブは同等の実力で激しい戦いを毎シーズン繰り広げてきたが、そのバランスが今夏崩れることになるかもしれない。

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