井手口、“戦術マニア”の信頼を勝ち取れるか リーズの新指揮官にビエルサ氏が就任 

戦術マニアとして知られるビエルサ氏 photo/Getty Images

オファーを「断ることができなかった」

MF井手口陽介が所属するリーズ・ユナイテッドは15日、新指揮官にマルセロ・ビエルサ氏が就任したと発表した。

現在62歳のビエルサ氏は、これまでアルゼンチンやチリといった代表チーム、アスレティック・ビルバオやマルセイユといったクラブ、両方の指揮官を務めたことがある指導者屈指の戦術家だ。戦術マニアとしても知られ、アルゼンチン代表時代には、2004年のアテネ・オリンピックでチームを見事金メダルへ導いている。昨夏にリールの指揮官に就任したが、思うような結果を残すことができず、昨年末に同クラブとの契約を解除。現在はフリーとなっていた。

そんなビエルサ新監督は、リーズの公式サイトを通じて「私はリーズで、監督の仕事を受け入れることができて嬉しい。常にイングランドで働きたいという野心があった。私にキャリアにおいて、何度かその機会があったが、正しいプロジェクトを待つ重要性を感じていた。だから、リーズという歴史のあるクラブがオファーをくれたとき、それを断ることができなかったよ」と語っている。

バックアッパーとしてロシアW杯へ臨む日本代表に帯同していたものの、所属クラブの事情により開幕前に離脱した井手口。新体制となったリーズで、新指揮官の信頼を勝ち取ることができるのか。

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