コロンビアに新たなアイディア植え付けるカンビアッソの存在 アギラル、ウリベらの成長に貢献

コロンビア代表をサポートするカンビアッソ photo/Getty Images

4年前から中盤も進化か

日本代表がロシアワールドカップ初戦で戦うコロンビア代表ではハメス・ロドリゲス、ラダメル・ファルカオなど世界的に名前が知られているスター選手たちに注目が集まるが、彼らと同じく気になるのが中盤の選手だ。

コロンビア版『as』は、コロンビア代表でアシスタントコーチを務めている元アルゼンチン代表MFエステバン・カンビアッソの存在が貴重なものになっていると取り上げている。カンビアッソといえば現役時代にインテルなどで活躍し、2006ドイツワールドカップでは現在コロンビアを指揮するホセ・ペケルマンの下でアルゼンチン代表の一員としてプレイしている。ペケルマンとの関係はかなり長く、1997年と1999年にはアルゼンチンのユースチームでペケルマンに指導を受け、南米ユース選手権を制している。ペケルマンとしては信頼できる弟子のような存在だ。

トップレベルの戦いを知り尽くすカンビアッソはコロンビア代表のMF陣にも様々なアイディアを植え付けているようで、同メディアはカルロス・サンチェスやウィルマル・バリオス、アベル・アギラル、マテウス・ウリベ、ジェフェルソン・レルマなどセントラルMF陣の成長に役立っていると伝えている。

アギラルも「彼は非常に経験豊富な選手で、僕たちにとって重要」と語っており、カンビアッソの下で選手たちの意識も変わりつつあるはずだ。カンビアッソは先日の日本代表とパラグアイ代表の親善試合を視察していたが、そのイメージを中盤陣に伝えているのだろう。日本としては厄介な人物の1人と言えそうだ。

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