15年後には中国がW杯を支配する!? エリクソン「13億人もいて才能ある選手出てこなかったら驚き」

中国で指導してきたエリクソン photo/Getty Images

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サッカーに対する見方が変わったと語る

アジア勢はワールドカップで1勝することにも苦労しているのが現状で、グループステージで全滅する可能性が極めて高いと予想されている。しかし、15年もすれば状況は変わるのかもしれない。かつてイングランド代表などを指揮したスヴェン・ゴラン・エリクソンが期待しているのは中国サッカー界の躍進だ。

中国代表はFIFAランク75位で、近年もワールドカップには出場できていない。しかし、近年は国内リーグに欧州から実力者を連れてくる形で強化に努めている。英『Independent』によると、上海上港など中国3クラブで指揮を執ったエリクソンは中国におけるサッカーの価値が大きく変わってきたと感じており、近いうちにワールドカップで結果を出せるはずとの考えを明かしている。

「10年前、恐らく10人の子供のうちボールを蹴っていたのは1人か2人だ。だが、今は全ての少年がボールを蹴っている。13億人もいるんだ。その中から才能ある選手が出てこなかったから驚きだよ。10年で彼らは強大な力をつけるだろう。15年もすれば中国はワールドカップの準決勝か決勝を戦っているはずだよ」
15年ということは、あと3大会ほど待てば中国サッカー界が世界で結果を出すことになる。15年は短すぎるようにも感じるが、数打てば当たるの理論通り中国から優れたタレントが続々出てくるのだろうか。

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