メキシコに敗れたドイツはバランスを欠いていた? フンメルス「僕とジェロームしか残っていなかった」

敗戦を嘆くフンメルス photo/Getty Images

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攻撃に人数を割きすぎたか

17日に行われたドイツ代表とメキシコ代表のゲームでは、ドイツがポゼッションしてメキシコが堅守速攻で相手ゴールを襲うという展開が試合前から予想できていた。しかし、予想外だったのはドイツが何度もカウンターから危ない場面を作られたことだ。攻守のバランスを欠いている部分があったのは明らかで、前半の間に修正したいところだった。

独『ZDF』によると、DFマッツ・フンメルスも攻撃に人数を割きすぎていたのではないかと試合を振り返っている。

「僕たちは安定感が欠けていた。たびたび僕とジェロームしか後方に残っていなかった。メキシコは容赦なく攻撃してきたね。目を覚ますのが遅すぎる。残り2試合を勝たなければW杯は終わりだ」とフンメルスは振り返っており、相手のカウンターに振り回されすぎてしまったことを嘆いている。
メキシコが何度かチャンスを逃してくれたから助かったものの、ドイツはあと1、2点は失っていてもおかしくなかった。MFトニ・クロースも「前半に解決策を見いだせなかった」と振り返っており、メキシコのカウンターに上手く対応できなかった。攻守両面でバランスが取れているのがドイツ最大の強みだったが、メキシコ戦では相手の自由にさせすぎてしまった。

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