やっぱりドイツにはサネが必要だった!? メキシコ相手の敗北に”ベテラン組”が批判の対象に

メキシコに敗れたドイツ photo/Getty Images

独メディアはパフォーマンスが悪いと指摘

簡単なゲームにはならないと分かっていたことだが、グループF初戦に登場したドイツ代表がメキシコ代表に0-1で敗れる波乱が起きた。メキシコは恐らくグループFの中で最も厄介な相手だが、ドイツが勝ち点0でスタートするとは予想外だった。

この結果に独『DW』は、このタイミングで世代交代の必要性もあるのではないかと主張している。メキシコ戦ではマヌエル・ノイアー、ジェローム・ボアテング、マッツ・フンメルス、サミ・ケディラ、メスト・エジル、トーマス・ミュラー、トニ・クロースと多くの前回大会優勝経験者が先発している。しかし思うような攻撃が展開できず、前半だけで36度のボールロストがあった。同メディアは途中交代したケディラのパフォーマンスが悪かったと批判しており、メキシコの攻撃に対するフィルター役になれなかったことを含め攻守両面で不十分だったとの指摘だ。

またメキシコの得点シーンとなった場面でイルビング・ロサノにあっさりとかわされてしまったエジルにも批判が出ており、経験豊富組が批判の対象となっている。中盤の顔ぶれを変えるべくレオン・ゴレツカ、イルカイ・ギュンドアン、セバスティアン・ルディらを起用する方がいいのではとの提案も出ており、初戦から王者が揺れている。

また英『METRO』によれば、試合中からSNS上ではマンチェスター・シティFWレロイ・サネを招集しておくべきだったとの声が出ていたようだ。ドイツ代表監督のヨアヒム・レーヴはサネを直前でメンバー外とし、この判断は大きな話題を呼んだ。

「ドイツにはメキシコの背後を突くスピードあるウイングが必要だ。サネだ」

「ドイツはサネを連れてくるべきだ」

「後半のドイツはサネを入れた方がずっと良くなっていたはず」

SNS上ではこのような意見が出ており、ドイツの攻撃にスピードが不足していたと考えていた者が多くなっている。まだグループステージでは残り2試合あり、通過は十分に可能だ。しかし嫌な空気が漂っているのは事実で、第2戦のスウェーデン代表戦では何らかの変化を加えるべきなのかもしれない。

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