イブラ、仏代表の顔ぶれに物申す「“彼”がいないのは異常」

ロシアW杯の解説を務めるイブラヒモビッチ photo/Getty Images

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「もし監督が彼を必要としていないのなら......」

かつてスウェーデン代表として活躍し、現在はロサンゼルス・ギャラクシーに在籍しているFWズラタン・イブラヒモビッチ。ロシアW杯への出場が噂されていた同選手だが、最終メンバー入りは叶わなかった。

そんな同選手が、同大会の解説を担当。グループリーグの初戦でオーストラリア代表相手に苦戦したフランス代表の顔ぶれについて言及し、FWカリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)を招集外としたディディエ・デシャン監督の人選に苦言を呈した。『beIN SPORTS』が伝えている。

「ベンゼマが代表に選ばれていないのは異常だね。彼は世界最高峰のFWであり、チャンピオンズリーグのタイトルも勝ち取った。彼が代表にいないのはサッカーとは関係のない理由によるものだが、もし監督が彼を必要としていないのなら、その監督が代表を去るべきだね。タイトルを勝ち取るチームには勝者のメンタリティを持つ選手がいるものだが、ベンゼマはそのうちの一人だ」
マテュー・ヴァルブエナに対する恐喝事件への関与を疑われ、2015年10月を最後にフランス代表から遠ざかっているベンゼマ。ロシアW杯の初戦では前線の選手の動き出しが少なく、拙攻に喘いだ同代表だが、フリーランニングを得意とする同選手の不在が大会の結果にどう影響するだろうか。

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