あまりに酷かったアルゼンチン サバレタ「このような悪いパフォーマンスを思い出すことできない」

クロアチアに封じられたメッシ photo/Getty Images

過去にもないほどの完敗?

大苦戦した南米予選の戦いを見れば、アルゼンチン代表がワールドカップ本番でも結果が出ないことは予想できたことだったのかもしれない。ただ、クロアチア代表に0-3とあっさり完敗してしまうのは予想を超えていた。クロアチアの方が圧倒的に完成度が高く、アルゼンチンは1‐1で引き分けた初戦のアイスランド代表戦とは違う失望を味わうことになった。

英『BBC』によると、解説を務めた元アルゼンチン代表DFパブロ・サバレタは代表監督ホルヘ・サンパオリの采配を含め、これほど酷い戦いは思い出せないと口にしている。

「僕が言うのは難しいけど、残念なパフォーマンスだった。特に後半はね。彼らのプレイはありきたりで、何も生み出さなかった。ミスも多かったね。このような悪いパフォーマンスを思い出すことができないよ。みんなカバジェロのミスが影響を与えたと言えるけど、ミスはそれだけじゃない。チームパフォーマンスが乏しかった。恐らく僕たちは後半メッシのシュートを見ていない」

「サンパオリはアグエロを下げたが、なぜ彼とイグアインは前線で一緒にプレイできないんだい?僕がクロアチアのDFなら、彼らを相手にしないといけないのは嫌だろうね」

アイスランド戦ではメッシに頼りすぎて攻撃が機能せず、クロアチア戦ではメッシが消されて攻撃が機能しなかった。もう打つ手はなく、アルゼンチンは大きな失望を抱えてロシアを去ることになりそうだ。

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