ネイマールのパフォーマンスが上がらない…… コスタリカに勝利も英紙はエースに疑問

ブラジル代表のエース・ネイマール photo/Getty Images

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本調子には程遠いのか

コスタリカ代表相手に後半ロスタイムまで0-0が続く厳しい戦いを強いられたブラジル代表は、フィリペ・コウチーニョとネイマールの得点で何とか2-0の勝利を収めた。これでブラジルの勝ち点は4となり、グループステージ突破が見えてきている。

しかし英『Daily Mail』は、ネイマールの動きが良くないと指摘している。ネイマールはこの試合で後半ロスタイムにダメ押しとなる2点目を奪ったが、それ以外のパフォーマンスはどこかネイマールらしくないものだった。1対1でも簡単にボールをロストするなど、絶好調でないのは明らかだろう。怪我明けからワールドカップに参加したということもあり、試合勘の部分に多少の問題があるのかもしれない。

同メディアは、現在のブラジルを引っ張っているのが2試合連続得点のコウチーニョであり、他にもガブリエウ・ジェズスやロベルト・フィルミーノ、ウィリアンがいることを考えればネイマール無しでもワールドカップ制覇は可能とまで主張している。今のネイマールならばそれほど必要ないということなのだろうか。
ネイマールが最後に得点を決め、試合終了後には顔を覆って泣いていた。コウチーニョが決勝点を決めたのだが、結局話題をさらうのはネイマールだ。同メディアはクリスティアーノ・ロナウドと同じく自分がストーリーの中心じゃないとネイマールは満足しないタイプと伝えており、それが今のブラジル代表なのだろう。となればチームはネイマールに大爆発してもらう必要があるが、ここからギアを上げていけるのだろうか。コスタリカ戦のパフォーマンスでは優勝まで突っ走るのは難しいはずだ。

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