なぜメキシコ相手の戦いをスウェーデン戦でしなかったのか 韓国メディアが嘆く戦略ミス

2連敗となった韓国代表 photo/Getty Images

続きを見る

スウェーデン戦では守備的に

スウェーデン代表に続いてメキシコ代表にも敗れた韓国代表は、2試合を終えて勝ち点0と追い詰められた。グループ最終戦はドイツ代表との戦いで、3連敗が現実的と言えよう。組み合わせが決まった時よりこのグループFは死の組と言われ、韓国は運がなかった。しかし、戦い方を変えればもう少し何とかできたのではないかと韓国メディアは嘆いている。

『スポーツソウル』が悔やんでいるのは、初戦のスウェーデン戦の戦い方だ。初戦ということで慎重になったのかもしれないが、韓国は守備に重きを置いた戦いを選択。最終ラインも低く、攻撃面は何とも寂しいものだった。結果的にPKによる得点で敗れ、勝ち点3を失った。

初戦を落とした韓国は続くメキシコ戦でより攻撃を意識した戦い方を選択。結果的にメキシコ戦では相手を上回る17本のシュートを放っており、勝ちたいとの姿勢は見えた。同メディアはこれをスウェーデン戦でやるべきだったと采配ミスを指摘している。スウェーデンはこのグループの中では何としても倒しておきたい相手で、メキシコやドイツほどカウンターアタックにキレがあるわけではない。スウェーデン戦で勝ち点3を狙って積極的に仕掛けるべきだったのかもしれない。
もう嘆いても遅いが、韓国は僅かな可能性を信じて最終戦でドイツと激突する。グループを勝ち抜くうえで戦略を誤った感は否めないが、ドイツ相手に意地を見せられるか。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:各国代表

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ