「7月に負けた感じでイングランドに戻りたくない」 クルトワ、プレミア・オールスター対決に意地

ベルギー代表のクルトワ photo/Getty Images

予選通過が決まっていてもイングランドには勝ちたい

グループG最終節のイングランド代表VSベルギー代表は当初の予想通り消化試合となった。両チームとも2連勝を収めてグループ突破を決めており、第3戦はベスト16のことも考えて主力の一部を休ませてくるだろう。しかし、チェルシーでプレイするGKティボ・クルトワはイングランドには負けたくないと闘志むき出しだ。

ベルギーではエデン・アザール、クルトワ、ロメル・ルカク、ケビン・デ・ブライネなどプレミアリーグでプレイしている選手たちが多く、この対戦はどこかプレミア・オールスター対決のようなところがある。普段リーグ戦で対戦している相手だからこそ、負けたくないとの思いがあるのだろう。

英『METRO』によると、クルトワは「僕たちは予選通過を決めているし、イングランドは何人かの選手を休ませてくるだろう。僕たちにもイエローカードをもらっている選手がいて、彼らをベスト16で失いたくない。異なるゲームになるだろう。勝っても負けても予選通過には関係なく、みんな緊張はやや薄れるはず」と第3戦が流す感じのゲームになるかもと予想している。

選手たちは勝ちたいかもしれないが、両チームの指揮官としては不要な怪我やカードトラブルは避けたい。それほど無理はしてこないだろう。それでも、クルトワは負けたくないと意気込む。

「僕にとってはプライドがある。7月に負けた感じでイングランドに戻りたくないんだ。勝ちたい。みんなそう感じていると思う」とコメント。プレミアリーグで戦っている選手が多いこともあり、これはグループステージの勝ち点など関係のないプライドを懸けたゲームだ。

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