ロシアW杯・決勝Tから公式球が変わる! その名は「Telstar Mechta」

新公式球の「Telstar Mechta」。ホスト国のカラーにインスパイアされた photo/adias

「夢」や「野望」

国際サッカー連盟は26日、熱い戦いが連日繰り広げられているロシアW杯において、30日から始まるノックアウトステージで使用される公式球を発表した。

現在、グループリーグの試合で使用されている「Telstar 18(テルスター18)」は、1970年のメキシコ大会で使用されたアディダス初のW杯公式球「Telstar(テルスター)」をもとにし、最新テクノロジーを組み込んだサッカーボールだ。白と黒を基調とし、新形状の6枚均一パネルを採用。縫い目のない表皮構造を可能したことで、どこを蹴っても同一の反発が生じる。その結果、正確なパスやシュートが打てるなど、選手のパフォーマンスを最大限に発揮できるサッカーボールとなっている。

そして、新公式球の名は「Telstar Mechta(テルスター・ミチター)」だ。新公式球はピクセルが組み合わされたデザインや機能を維持しつつ、鮮やかな赤色が足された。「Mechta」はロシア語で「夢」や「野望」を意味しており、FIFAは新公式球について「ノックアウトステージの燃えるような熱気と、ホスト国のカラーにインスパイアされた」と明かしている。

決勝トーナメントからさらなる盛り上がりが期待されるロシアW杯。是非とも世界中のファンへたくさんの「夢」を届けてもらいたいものだ。
 

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