「イブラヒモビッチ不在でもノープロブレム」 スウェーデンは驚きの強さだった

サプライズ起こしたスウェーデン photo/Getty Images

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死のグループFを突破

大会前から死の組と予想されていたグループFを首位で通過したのはスウェーデン代表だった。これは大きなサプライズだろう。死の組とはいえドイツ代表が1番人気だったのは間違いなく、それに続くのは1994年大会以降ベスト16進出を続けているメキシコ代表だったはず。その予想を覆してスウェーデンが首位で通過してしまうのだから、ワールドカップは面白い。

英『FourFourTwo』は、「イブラヒモビッチがいなくてもノープロブレム」とスウェーデンの躍進を称えている。プレーオフでイタリア代表を撃破してワールドカップ出場を決めた際にはズラタン・イブラヒモビッチ復帰説も盛んに取り上げられたのだが、イブラヒモビッチがいなくともスウェーデンは十分に強かった。むしろイブラヒモビッチ不在の方がチームとしてまとまることができている。

「イタリアをプレーオフで撃破したとはいえ、イブラヒモビッチ不在のスウェーデンがグループFを突破するとの期待は大きくなかった。スウェーデンは個のクオリティが欠けており、ドイツとメキシコが優勢。決勝トーナメントの前にさようならを言うことになると予想されていた。しかしスウェーデンはユニークな組織力を見せ、2006年大会以来となるベスト16行きを果たした」
同メディアはこのように伝えており、スウェーデンの決勝トーナメント進出に驚いている。ドイツに敗れはしたものの、メキシコを3-0で一蹴するなど実力を見せつけたグループステージだった。韓国、メキシコ相手には失点もなく、スウェーデンは決勝トーナメントでも厄介な相手となるだろう。

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