「アジアとアフリカからこれ以上出場国必要か?」 W杯出場48ヶ国案に英紙は改めて不満

開幕戦から大敗したサウジアラビア photo/Getty Images

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悲惨だったパナマやサウジアラビア

現在ロシアで行われているワールドカップは32ヶ国が出場しているが、これが2026年大会には48ヶ国に増加することになっている。これは新たな試みだが、英『FourFourTwo』はここまでのロシアワールドカップを見て出場枠増加に難色を示している。というのも、今大会ではワールドカップにふさわしいのか疑いたくなるレベルのチームもあったからだ。

「48ヶ国にするのは悲惨なアイディア。パナマ、サウジアラビア、チュニジアはクオリティの面で観衆に印象を残せなかった。毎回のワールドカップでは数チームが基準点に達していない」と同メディアは伝えており、48ヶ国に増えることでクオリティの低い戦いが増えてしまうのではないかと懸念している。

今大会もサウジアラビア代表が開幕戦からロシア代表に0-5で敗れてしまい、パナマ代表は記念すべきワールドカップ初得点を挙げるために全力を注いでいた。パナマのような姿勢も美しいことではあるものの、こうしたチームが増えすぎるのはマイナスでもある。
「欧州と南米以外でグループを通過したのはメキシコと日本のみだ。アフリカとアジアからこれ以上の出場国は必要だろうか?」

同メディアはこのように締めており、これを言われてしまうとアジアやアフリカはぐうの音も出ないといったところだろう。32ヶ国で開催されているワールドカップでも数試合は残念なゲームがあるものだが、48ヶ国案はワールドカップをさらに盛り上げることになるのだろうか。

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