ドイツは今回のグループ敗退で完全に世代交代が完了する 独メディアが期待する4年後の主役たち

ドイツ代表のサネ photo/Getty Images

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若手は伸びていたが、ベテランから脱却できず

U-21欧州選手権2017も制し、若手主体で臨んだコンフェデレーションズカップ2017でも優勝したドイツ代表は着実に若手が力を伸ばしていた。しかし、世代交代が完全に済んだわけではなかったのだろう。代表監督ヨアヒム・レーヴは前回大会優勝メンバーを変わらず信頼し、ロシアワールドカップでもマヌエル・ノイアーやメスト・エジルらお馴染みの選手が主役だった。

しかし、まさかのグループステージ敗退に終わったことでノイアーらの世代には区切りがつけられることとなった。見方を変えればこの敗北で世代交代が完了することになるのかもしれない。独『DW』は、4年後にチームを引っ張るであろう若き世代に期待をかけている。

今回のメンバーにもジョシュア・キミッヒ、ティモ・ヴェルナー、レオン・ゴレツカ、ニクラス・ズーレ、ユリアン・ブラントら若い選手たちが入っている。それに加えてメンバー外となったレロイ・サネ、セルジュ・ニャブリ、マックス・マイヤー、ベンヤミン・ヘンリクス、ヨナタン・ターらもいる。
さらに同メディアはまだ19歳のレヴァークーゼンMFカイ・ハヴェルツ、ハンブルガーSVの18歳FWヤン・フィーテ・アープらの成長もあると見ている。4年後は彼らもA代表で戦えるレベルに達していることだろう。

今大会は残念な結果に終わったが、ドイツはどんどん優れた若手が出てきている。今回グループステージ敗退に終わったとはいえ危機的状況というわけではない。世代を一新すれば4年後に再び優勝候補としてワールドカップに臨むことも可能なはずだ。

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