「日本はクロスへの脆弱性を見せた」 ベルギー戦は巨人軍団との空中戦がカギ

セットプレイから失点する日本 photo/Getty Images

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日本の弱点はクロスへの対応か

決勝トーナメント1回戦でベルギー代表に挑む日本代表のカギとなるのが高さへの対応だろう。ベルギーにはロメル・ルカクを中心に高さとパワーを併せ持つ選手が揃っており、セットプレイは毎回脅威となる。

AFC公式も、日本にクロスボールへの対応に気をつけるようにと警告を発している。日本はグループステージで計4失点したが、コロンビア戦で決められた直接フリーキックを除く3点は全てゴール前にボールを放り込まれたところから失点している。特にワールドカップ前のテストマッチでも何度かセットプレイから失点しており、ポーランド戦でもフリーキックから相手をフリーにして失点いるのは気がかりだ。

同サイトは、「西野朗率いるチームはポーランド戦で再びクロスボールへの脆弱性を見せた。ポーランドは日本の弱点を突いて17本クロスを送っている。GKの川島もグロシツキのシュートで素晴らしいセーブをしなければならなかった」と伝えており、ゴール前へ放り込まれたボールに弱さがあるのではと不安視している。
セットプレイになれば最終ラインからもヤン・ヴェルトンゲンやトビー・アルデルヴァイレルトらも上がってくるだろう。仮にベルギーが得点を奪うことに苦労していた場合、マルアン・フェライニのような選手を投入してパワーで押し込む案も存在する。

高さの面で日本とベルギーの相性は明らかに悪いが、空中戦を上手く回避できるだろうか。クロスを次々と送られる展開だけは避けたいところだ。

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