モドリッチ、試合前に相手GKシュマイケルを研究していた!?

クロアチアの10番を背負い、キャプテンも務めるモドリッチ。チームの躍進には彼の力が必要だ photo/Getty Images

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失敗を乗り越える自信

PKはキッカーとGKの精神面の戦いでもあるため、1度失敗した後に再びPKを蹴ることは決して簡単なことではない。しかし、クロアチアのエースであるルカ・モドリッチは、1度犯した失敗を乗り越える自信があったようだ。

現地時間1日に行われたロシアW杯・ラウンド16で、デンマークと相見えたクロアチア。PK戦までもつれ込んだがなんとか激闘を制し、20年ぶりにベスト8へコマを進めている。この試合でフル出場したモドリッチは、延長戦の終了間際に得たPKで痛恨の失敗。危うく戦犯となるところであったが、PK戦でも3人目のキッカーを任されると、落ち着いてゴールに流し込み、汚名を返上してみせた。

試合後のインタビューで、このときのことを振り返ったモドリッチは「僕がPKを失敗したことが、試合を難しくしてしまった。今朝、シュマイケルについて研究したんだけどね」と述べた上で「それ(1度目の失敗)を乗り越えられると確信していた。PKの際、シュマイケルがどのように守るか映像を見ていたからね」と明かした。『FOX SPORTS』が伝えている。
ただモドリッチも人間だ。多少なりともミスを引きずっているところはあるようで「今回失敗してしまったし、もう試合前に映像で予習をすることはないかな」と話している。はたして、モドリッチは母国を高みへ導くことができるのか。この勢いがあれば、優勝も夢ではないかもしれない。

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