イングランドVSコロンビアはW杯史に残る大荒れゲームだった 英紙が「ダーティーマッチTOP10」に選出

大荒れ模様だったイングランドとコロンビア photo/Getty Images

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8枚のイエローカードが出る展開に

退場者は出なかったが、4日に行われたイングランド代表とコロンビア代表のロシアワールドカップ決勝トーナメント1回戦は荒れた。序盤からボールを競り合ったイングランド代表DFハリー・マグワイアとコロンビア代表FWファン・クアドラードが喧嘩腰になるなど、穏やかな空気ではなかった。

英『Daily Mail』は、イエローカードが計8枚出たこの対戦をワールドカップ史に残るダーティーなマッチだったと伝えており、「ダーティーマッチTOP10」に加えている。コロンビア代表MFウィルマール・バリオスがイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンの喉あたりに頭突きを見舞う場面まであり、退場者が出なかったのが不思議なくらいだ。

同メディアは他にも2010南アフリカ大会でシャビ・アロンソの胸にカンフーキックを見舞ったナイジェル・デ・ヨングの行為が話題を呼んだスペイン代表とオランダ代表の決勝、1990イタリア大会でディエゴ・マラドーナ擁するアルゼンチン代表を止めるべく30ものファウルを犯し、2人の退場者を出しながらも勝利したカメルーン代表、フランク・ライカールトのつば吐きが問題となった1990年大会のオランダ代表VSドイツ代表、計16枚ものイエローカードが出て互いに2人ずつ退場者を出した2006ドイツ大会のポルトガル代表VSオランダ代表をダーティーマッチTOP10に選出している。
退場者が出なかったことを考えれば今回のイングランドとコロンビアの戦いは幾分マシかもしれないが、今大会の中では最も荒れたゲームなのは間違いない。

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