日本代表は本当によく走った! ベスト16でのチーム走行距離ランキングを見ると……

ベルギー相手に善戦した日本 photo/Getty Images

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強豪相手に善戦できた理由

ロシアワールドカップでベスト16まで進出した日本代表は、選手層では世界トップレベルのチームと戦うのは難しい。いかに組織で戦うかが重要になり、今大会の日本は個の力の差を埋めるためにチーム全員でハードワークを惜しまなかった。よく走った結果がベルギー相手の善戦に繋がったのだ。

スペイン『as』はベスト16で最もよく走ったチームがどこか特集しているが、日本はベルギー戦で109Kmの走行距離を記録している。メキシコの89Km、ブラジルの92Km、アルゼンチンの94Km、フランスの97Km、スイスの102Km、スウェーデンの105Km、ウルグアイの106Km、ポルトガルの107Km、ベルギーの108Kmを上回り、ベスト16では7番目の数字を記録したことになる。

ただし、残りの3試合はPK戦までもつれている。彼らは日本より30分長くプレイしており、クロアチアは132Km、デンマークは135Km、コロンビアは136Km、スペインが137Km、イングランドは143Km、ロシアが146Kmを記録している。つまり日本は90分で終わったゲームの中では最も走っていたことになる。
ロシアが記録した146Kmという走行距離も驚異的だが、やはり格下がサプライズを起こすには相手より多く走るのが必須条件となる。連戦の疲労もあったはずだが、日本の選手は最後まで全員で走り抜いた。

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