今のフランス代表は”史上最強”? 1998、2006年にはブラン、ジダン、アンリ、マケレレらがいたが……

過去のフランス代表も超豪華だったが…… photo/Getty Images

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過去と比較しても決して劣っていない

ロシアワールドカップで決勝に進んだフランス代表。フランスが決勝に進出するのはこれが3度目のことになる。そこでスペイン『MARCA』は、優勝した1998年大会のチームと準優勝だった2006年大会のチーム、そして現在のチームを比較。どのフランスが最強なのかと疑問を投げかけている。

改めて見ると、どのチームもタレントは超豪華だ。1998年大会のセンターバックはローラン・ブランとマルセル・デサイー、2006年大会はリリアン・テュラムとウィリアム・ギャラスが務めている。現在のラファエル・ヴァランとサミュエル・ウムティティのコンビも若いが、安定感は抜群だ。彼らと比較しても決して劣ってはいないはずだ。

さらに同メディアが注目しているのは中盤だ。1998年大会はエマニュエル・プティとディディエ・デシャン、2006年大会はパトリック・ヴィエラとクロード・マケレレ、今大会はエンゴロ・カンテとポール・ポグバが印象的なプレイを見せている。ヴィエラ、マケレレにも現在のコンビは劣っていないのではないか。
前線では1998年大会と2006年大会で司令塔にジネディーヌ・ジダンが君臨していたが、今のチームには19歳の怪物キリアン・ムバッペがいる。アントワーヌ・グリーズマン、高さのオリヴィエ・ジルーと周りも実力者で、同メディアは現在のチームの方がオプションが豊富ではないかと見ている。

2006年大会はブレイクしたてだったフランク・リベリ、エースだったティエリ・アンリがいたが、全体的な破壊力は今のチームの方が上のようにも感じられる。ウスマン・デンベレ、ナビル・フェキルなどベンチにも優れたアタッカーが揃っているのは大きな特徴だ。

現在のフランスは同国史上最強のチームと言うこともできそうだが、優勝して評価を確立することはできるか。

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