フランスは4年後の方が恐ろしい! ”若すぎる”レ・ブルーの世界征服はここからスタートする

大会を通してフランス代表 photo/Getty Images

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ほとんどメンバーを変えずに戦える

大会を通して安定したパフォーマンスを見せ、ロシアワールドカップを制したフランス代表。ただし、彼らが本当に恐ろしいのは4年後だ。

スペイン『MARCA』は「フランスの支配が始まったにすぎない」と特集しているが、まず目を引くのはチームの若さだ。クロアチア代表との決勝戦に先発した選手で30歳代はGKウーゴ・ロリス、MFブレーズ・マテュイディ、FWオリヴィエ・ジルーの
3名のみ。

最終ラインはラファエル・ヴァラン(25)、サミュエル・ウムティティ(24)、ベンジャミン・パヴァール(22)、リュカ・エルナンデス(22)と若い選手で構成されており、彼らは4年後もまだ20代というのだから恐ろしい。このままの面子で2022年大会を戦うことも十分に可能だ。
中盤はポール・ポグバ(25)、エンゴロ・カンテ(27)の2人も4年後を主力として戦える。前線はアントワーヌ・グリーズマン(27)、そして19歳の怪物キリアン・ムバッペは23歳になった4年後の方が恐ろしい選手に成長しているだろう。彼はまだ完成していない選手だ。

さらに彼らからポジションを奪おうと意気込んでいる者たちもいる。MFコランタン・トリッソ(23)、トマ・レマル(22)、DFプレスネル・キンペンベ(22)、FWナビル・フェキル(24)、ウスマン・デンベレ(21)などベンチの選手たちは4年後のスタメン入りを狙っているだろう。

さらにメンバー外だったFWキングスレイ・コマン(22)、バルセロナ移籍が発表されたばかりのDFクレマン・ラングレ(23)、マンチェスター・シティでプレイするDFアイメリック・ラポルテ(24)、大会前に予備登録メンバー入りを拒否したことが話題になったものの、実力は確かなMFアドリエン・ラビオ(23)など、他国なら代表入りするのが普通なタレントたちがズラリと顔を揃えている。

もちろんチームをリフレッシュさせることは必要だ。それに失敗すると今大会のドイツ代表のようにあっさりグループステージで消えてしまう恐れだってある。フランスも安泰とは言えないが、才能は揃っている。チームの舵取りさえ間違えなければ、2022年大会に連覇を狙うことだって可能だ。フランスの支配はここから始まるのかもしれない。

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