“セレッソ大阪コンビ”に世界も惚れる 香川&乾の天才2人がW杯サプライズイレブンに「香川はベストに戻った」

世界を翻弄した香川と乾 photo/Getty Images

世界をも呑み込んだ超絶技巧

ロシアワールドカップ終了と同時に各メディアが大会ベストイレブン、ワーストイレブンなどを作成しているが、英『90min』は準決勝より前に敗れてしまったチームの中から「サプライズを起こしたイレブン」を紹介。それもブラジルやアルゼンチン、ポルトガル、ドイツといったいわゆる強豪国の選手は対象外で、サプライズを起こした中堅チームや下位チームから11人が選ばれている。

その中には、かつてセレッソ大阪でJリーグを盛り上げた天才コンビ香川真司と乾貴士の2人も選ばれている。日本代表のベスト16入りに大きく貢献した2人には世界も驚かされたのだろう。

香川については、「2012年にマンチェスター・ユナイテッドに加入し、2014年にドルトムントへ復帰。ローラーコースターのようなキャリアだった香川はこの夏のワールドカップでベストな状態へ戻り、日本を3度目の決勝トーナメントに導いた」と評価。ピッチ中央で創造性を発揮したことが称賛されている。

香川にとって相棒ともいえる存在だった乾については、「香川が以前のベストに戻ったとするなら、乾は左サイドからのセネガル、ベルギー相手の重要なゴールを決めて自身を初めて世界に示した」と遅咲きながら初めてのワールドカップで能力を証明したことが評価されている。以前から実力を知られていた香川に比べ、乾の活躍は世界のサッカーファンにとって強烈なものだったに違いない。

その他はGKチョ・ヒョンウ(韓国代表)、最終ラインは右からマリオ・フェルナンデス(ロシア代表)、ジェリー・ミナ(コロンビア代表)、アンドレアス・グランクヴィスト(スウェーデン代表)、ルカ・アウグスティンション(スウェーデン代表)、中盤はルーカス・トレイラ(ウルグアイ代表)、ロマン・ゾブニン(ロシア代表)、オゲネカロ・エテボ(ナイジェリア代表)、攻撃的MFに香川と乾、最前線はアルテム・ジューバ(ロシア代表)となっている。

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