リヴァプールにやってきたアリソンは”デ・ヘア級”!? スタッツで見る世界トップレベルのGKの凄さ

リヴァプールにやってきたアリソン photo/Getty Images

英紙がスタッツで比較

ついにリヴァプールに世界トップレベルのGKがやってきた。ローマからブラジル代表の守護神アリソン・ベッカーを獲得することに成功し、サポーターの期待も膨らんでいることだろう。

では、アリソンにはどのような働きが期待できるのか。英『Daily Mail』が昨季のスタッツからプレミアリーグTOP6に入ったクラブのGKとアリソンを比較しているが、アリソンにはマンチェスター・ユナイテッドGKダビド・デ・ヘア級の働きが期待できると見ていいだろう。

昨季2人が記録したスタッツは非常に似通っており、ともにリーグ戦では37試合にフル出場している。プレイタイムは3330分だ。そのうちクリーンシートはデ・ヘアが18試合、アリソンは17試合。失点数はマンU、ローマともにリーグ戦では28だ。2人は118.9分に1点の割合で失点しており、これより優れているのは122.1分に1失点だったマンチェスター・シティGKエデルソン・モラレスのみだ。

セーブ数はデ・ヘアが115本、アリソンは109本となっており、これはかなり多い。チームスタイルの違いだが、エデルソンは58セーブ、トッテナムのウーゴ・ロリスは86セーブ、チェルシーのティボ・クルトワは76セーブとなっている。

マンUは守備的な戦い方を選択することも多いため、デ・ヘアの出番も必然的に増える。昨季もデ・ヘアはPFA年間ベストイレブンに選ばれており、数字を見ればアリソンも同等の貢献が期待できることになる。デ・ヘア級の活躍を想像すればアリソンはリヴァプールにとって非常に大きな補強となりそうだ。

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