メッシ、W杯中に指揮官を罵倒?  敏腕記者が“内部分裂”を伝える

サンパオリ前監督(写真右)との確執が取り沙汰されたメッシ(写真左) photo/Getty Images

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自身の著書で暴露

ロシアW杯に出場したアルゼンチン代表だが、ホルヘ・サンパオリ前監督(※大会終了後に退任)と選手との間に確執が生じていたことが、ジャーナリストより明かされた。

サッカージャーナリストのアリエル・セノシエイン氏は自身の著書を通じ、同代表が完敗を喫したグループリーグ第2戦(クロアチア戦)終了後の出来事を暴露。リオネル・メッシとハビエル・マスチェラーノの2名がサンパオリ前監督やチームスタッフを呼び出し、緊急ミーティングを行ったようだ。この会合で両選手が「もう僕らはあなた(サンパオリ監督)の言うことを聞けないし、信用もしていない」と切り出すなど、同監督のリーダーシップの無さを指摘。さらにメッシが「あなた(サンパオリ監督)は誰を先発から外し、誰を起用すべきかを僕に10回は尋ねてきた。僕は1度もその質問には答えなかったけどね」と吐き捨てるなど、会合が険悪なムードに包まれたようだ。スペイン紙『MARCA』がセノシエイン氏の著書の内容を伝えている。

同代表はかろうじてグループリーグを突破したものの、ラウンド16(フランス戦)で早々に敗退。選手と指揮官との間に信頼関係が見られない前述の状況では、この結果は必然と言えるだろう。

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