ポグバの時は移籍金を批判してたような…… 大型補強にクロップ「周囲がどう思っているかは気にしていない」

リヴァプールを率いるクロップ photo/Getty Images

最近は積極的な動き目立つ

先日にはローマからGK史上最高額となる6500万ポンドでGKアリソン・ベッカーを獲得し、他にも今夏はモナコからMFファビーニョ(4400万ポンド)、ライプツィヒから5275万ポンドで獲得していたMFナビ・ケイタが合流するなど、ここ最近のリヴァプールの札束攻勢は実に激しい。しかも今年の冬にはサウサンプトンからDFフィルジル・ファン・ダイクを7500万ポンドで引き抜いている。金にモノを言わせたチーム作りと批判を浴びても言い返せないだろう。

この派手な補強について、リヴァプール指揮官ユルゲン・クロップに疑問の声も挙がっている。クロップはマンチェスター・ユナイテッドがポール・ポグバを、パリ・サンジェルマンがネイマールを高額な移籍金で獲得した際に不満を示していたからだ。

英『Daily Mirror』によると、クロップは自身があの時から考えを変えたことを認めている。周囲の意見は気にしていないようで、望む選手を獲得できたと喜びを口にしている。

「1億ポンドもの金額はクレイジーだ。そこから世界は明らかに変わり、今我々は史上最高額のGKを獲得した。周囲がどう思っているかは気にしないよ。ユナイテッドが私の意見を気にしなかったようにね。考えを変えたか?それは事実だ。だが、変えた方がいいこともある。我々は望む選手を獲得したんだ」

今後リヴァプールには巨額な資金でチームを強化したチームとのイメージが根付くかもしれない。しかし、マンチェスター勢と張り合うには補強が必要なのも事実だ。これでプレミア制覇を達成できれば問題はないだろう。

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