本田圭佑の後継者? ”2022W杯の主役候補”堂安律が掲げる今季のデカい目標「トップ6に入る」

フローニンヘンで存在感を増す堂安 photo/Getty Images

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同じレフティーでビッグマウス

ロシアワールドカップ終了後、本田圭佑はワールドカップ制覇を口にできる後継者の登場を待っているといったコメントを残していた。本田はそのビッグマウスで日本サッカー界を盛り上げてきたわけだが、その後継者候補としてフローニンヘンで奮闘する20歳MF堂安律はなかなかに興味深い選手だ。

同じレフティーであることもそうだが、堂安の口からも大胆な言葉が飛び出す機会が目立つ。今季はフローニンヘンでの2シーズン目となるが、堂安は常にフローニンヘンをエールディヴィジでトップ6に導くと発言してきたのだ。オランダ『Fcgfans』も「堂安が大きな野心を持っている」と特集しており、今季から7番を背負う若武者に大きな期待をかけている。

堂安は「昨季の最初の半年はチームに貢献することができなかった。トップ6に入るためにも、今季はスタートからすぐに貢献したいと思っている」と語っており、昨季の9得点を超える数字を記録しようと燃えている。堂安が昨季リーグ戦で決めた9得点のうち、6得点を年明け以降に決めている。開幕からは少しばかり苦しい時間が続いていたのだ。スタートから得点を重ねることができれば、二桁得点は難しいミッションではなくなるだろう。
また堂安は4年後のワールドカップのことを見据えており、「日本代表で重要な役割を果たすには、まずフローニンヘンで力を示さないといけない」とコメント。ロシアワールドカップ出場は逃したが、カタール大会では主役の1人として乗り込もうと意気込んでいるのだろう。

昨季12位だったフローニンヘンをトップ6へ導くのは簡単な仕事ではない。何より昨季のフローニンヘンは引き分けが14試合と国内リーグ最多の数字を記録しており、トップ6に辿りつくには引き分けの数を減らさなければならない。、勝ち点を昨季から10~15点ほど上積みできればトップ6が見えてくるはずだが、そのためには堂安の決定的な仕事が欠かせない。日本代表のエースへ、今季の堂安はスタートからアクセル全開でくるはずだ。

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