大迫勇也も憧れたキャプテン翼 独メディア「日本でサッカーは人気がなかったが……」

ブレーメンに移籍した大迫 photo/Getty Images

大迫の加入で再びスポットライト

今でこそサッカーは日本でも人気競技の1つとなったが、1980年代頃まではそれほどメジャーな存在ではなかった。そんな日本にサッカーブームを呼んだのが世界的な人気を誇る高橋陽一さんの漫画「キャプテン翼」だった。キャプテン翼を見てサッカーを始めたという人も多く、今の日本でのサッカー人気はこの漫画無しでは語れない。

今夏ブレーメンに移籍した大迫勇也もキャプテン翼を見ていたようで、地元紙『Weser Kurier』がキャプテン翼と大迫を特集している。大迫も大空翼のスーパープレイの数々に魅了されていたことを明かしており、今では日本代表の絶対的センターフォワードとなった。

同メディアは、「サッカーは1970年代後半は日本で全く人気がなく、プロリーグもない。人々は野球や相撲を好んでいた。その中でキャプテン翼フットボールブームを告げた。1980年代に成功を収め、1998年のW杯で本物のサッカーブームを経験した」と伝えている。キャプテン翼に憧れてサッカー選手を目指した選手たちがワールドカップを経験し、それを見た子供たちがサッカー選手を目指す。そうして日本サッカー界は作り上げられてきた。

大迫もロシアワールドカップでは大活躍し、「ハンパない」のワードもブームになった。大迫の活躍を見てサッカーを始める子供たちも多いだろう。ブレーメンでの活躍にも期待がかかるところで、大迫少年がキャプテン翼を見ていたように、今の子供たちは憧れの眼差しで大迫のゴールを待っている。

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