新参者マウコムにポジションは渡さない バルサ2年目の若手FWがオフ切り上げてトレーニング開始

仏代表の一員としてW杯制したデンベレ photo/Getty Images

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昨季は結果を出せず

バルセロナに所属する選手の中には、ロシアワールドカップで決勝を戦った選手が数名いる。フランス代表ではサミュエル・ウムティティ、ウスマン・デンベレ、クロアチア代表ではイヴァン・ラキティッチがそうだ。彼らは休暇も長く設定されているのだが、スペイン『as』はデンベレがオフを切り上げてトレーニングを開始したことを伝えている。

デンベレは昨夏ドルトムントからバルセロナに加入したものの、怪我などもあって満足なシーズンを過ごせなかった。フランス代表でもディディエ・デシャンの信頼を勝ち取れず、ワールドカップでも徐々に出番を失ってしまった。バルセロナ移籍後は食生活にも問題があると指摘されたり、1シーズンで評価は大きく変わってしまった。

しかも今夏にはボルドーからFWマウコムが加入。同メディアはデンベレとマウコムが右サイドのポジションを争うことになると見ており、マウコムはプレシーズンでも得点を決めるなど状態を上げてきている。デンベレも早く指揮官エルネスト・バルベルデにアピールしたいとの思いがあるのだろう。
果たして昨季とは違うデンベレを見せることはできるのか。オフを早めに切り上げた姿勢を見れば期待をかけることができそうだ。

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