井手口陽介がピンチ “言葉の壁”で指揮官の構想外に?「2番目までの選手に入っていない」

日本代表の将来を担う期待の若手のひとり、井手口陽介 photo/Getty Images

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「英語やスペイン語を理解できない」

ついに新シーズンが開幕したチャンピオンシップ(イングランド2部相当)だが、リーズ・ユナイテッドに所属するMF井手口陽介が早くもピンチに立たされている。

今年1月に下部組織時代から過ごしてきたガンバ大阪を離れ、海外挑戦を決断した井手口。労働ビザの関係で昨季はスペインのクルトゥラル・レオネサへレンタル移籍していたが、今夏から本来の所属先であるリーズに復帰した。戦術マニアとして知られる新指揮官マルセロ・ビエルサのもとで井手口は定位置確保に励むも、5日に行われた開幕節のストーク・シティ戦でベンチに入ることができなかった。さらに試合後、ビエルサ監督が井手口に対して厳しいコメントを残している。

英『Yorkshire Evening Post』など複数の地元メディアによると、インタビューで井手口について聞かれたビエルサ監督は「彼(井手口)はプレシーズンの6週間、非常によく、とてもハードに働いた選手だ。私はポジティブな進歩を見ることができたよ」と称賛しつつも「彼は今後、我々と一緒にいるかはわからない」とコメントした。
そして「私は普段、各ポジションに2人の選手を選択する。ただ、私の本心を明かすと、彼は私のチームにおいて、2番目までの選手に入っていない。だから、私にとって彼に残って欲しいと言うのはフェアじゃないだろう。私は彼に、選手として十分な時間を与えることもできなかったからね」明かした上で「彼がここにとどまるならば、今までのように私は彼をサポートするために全力を尽くすだろう。でも言葉の壁がある。彼は英語やスペイン語を理解できない」と井手口の問題点も指摘している。

井手口は今後どのような決断を下すのか。新天地を探すのも一つの手かも知れないが、果たして。

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