キーマン・宇佐美、浅野以上のスピードを持つかもしれない男 今季ブンデスで注目したいクラブ

昨季の最速男ベブー photo/Getty Images

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独メディアが注目点挙げる

プレミアリーグ、セリエA、リーガ・エスパニョーラに比べると遅い開幕だが、ブンデスリーガの開幕が8月末に迫っている。

それを前に独『DW』が各チームの補強を採点し、今季のキープレイヤーを指名した。日本人選手の所属するクラブの評価が気になるところだが、注目すべきは1部に昇格してきたデュッセルドルフFW宇佐美貴史、強力攻撃陣を揃えた大迫勇也加入のブレーメン、浅野、原口と日本人選手が2人揃ったハノーファーだ。

同メディアからまず名指しでキープレイヤーに挙げられたのがデュッセルドルフのFW宇佐美貴史だ。デュッセルドルフは今季ブンデスリーガに昇格してきたチームで、宇佐美は原口元気とともに昇格に大きく貢献した。昨季ラスト12試合で6得点3アシストと固め打ちしたことが評価され、1部でどこまでチームを引っ張れるのか注目されている。これまでバイエルン、ホッフェンハイム、アウグスブルクと1部の舞台では悔しい思いをする方が多かったはずで、チームのキーマンとして迎える今季は改めて実力を証明したいところだろう。
大迫勇也が加入したブレーメンは、今夏上手く補強したチームの1つに挙げられている。得点力アップのため大迫、マルティン・ハルニク、クラウディオ・ピサロとFWを獲得できたことを評価し、それを中盤から操るMFデイヴィ・クラーセンの獲得も大きい。ブレーメンの攻撃力は1つの注目ポイントになるだろう。

原口、浅野拓磨が加わったハノーファーでは、スピードが1つのカギだ。浅野がスピードスターなのはもちろんだが、もう1人とんでもないスピードを持っている選手がいる。ウイングを本職とするイフラス・ベブーだ。ベブーは昨季35.25kmのトップスピードを記録しているのだが、これは昨季ブンデスリーガ1位の数字だった。予想スタメンでは原口、ベブーの2人がウイングに入るとなっており、ひとまず浅野はボビー・ウッドのバックアッパー的存在からスタートとなるのかもしれない。

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