[移籍]チームの救世主になれるか!? 元仏代表FWシセ、セリエDの新設クラブに加入

一度現役を引退するも、昨夏に復帰していたシセ photo/Getty Images

前身はバッジョ氏の古巣ヴィチェンツァ・カルチョ

セリエDから再スタートを切るACヴィチェンツァ1902が19日、元フランス代表FWジブリル・シセを獲得したと発表した。

現在37歳のシセはオセールでプロとしてのキャリアをスタートさせると、これまでリヴァプールやマルセイユ、ラツィオなど数々の名門クラブでプレイ。リーグ・アン得点王やチャンピオンズリーグ優勝などを経験しており、フランス代表の一員としてW杯のピッチにも立っている。2015年に現役を引退し、DJ活動や自身のアパレルブランドに力を注いでいたが、昨夏にスイスで現役復帰。スイス3部のイヴェルドン・スポルへ加入すると、昨季はリーグ戦で29試合に出場し、24ゴールを挙げる大活躍を見せていた。

一方のACヴィチェンツァ1902は、この夏に新設されたばかりのクラブだ。元イタリア代表FWロベルト・バッジョ氏を輩出し、パオロ・ロッシ氏やルカ・トニ氏らもプレイしたヴィチェンツァ・カルチョ(2017-18シーズンはセリエCに所属)の倒産を受け、2人のフランス人起業家によって今季から再始動した。

今季、名門パルマが破産を乗り越えてセリエA復帰を果たしたが、ヴィチェンツァも彼らに続くことができるのか。シセの活躍にも注目が集まる。

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