タラゴナ退団のDF鈴木大輔、ファンへスペイン語で別れの挨拶「第2の故郷で心のクラブ」

2年半プレイしたタラゴナを退団した鈴木大輔。SNSへ思いを綴る photo/Getty Images

今後の動向にも注目

昨季をもってスペイン2部のジムナスティック・タラゴナを退団したDF鈴木大輔が、SNSを通じて別れの挨拶を述べている。

2016年1月に柏レイソルを退団し、海外挑戦を決断した鈴木。同年2月にタラゴナへ移籍することが発表された。加入直後からチームの主力として活躍すると、2シーズン目となる2016-17シーズンはリーグ戦34試合に出場し、チームに欠かせない存在となっていた。しかし、昨季は前半戦こスタメンに名を連ねる機会が多かったが、後半戦は思うような出場機会を得られず、今夏の退団が決まった。

そんな鈴木は自身のInstagramを通じて、スペイン語で「挨拶が遅れてしまい申し訳ありません。僕はみなさんに別れの挨拶をしたいと思っています」と切り出すと、次のように綴っている。

「日本国外でプレイするチャンスを僕に与えてくれたこの特別なクラブを、離れる決断をするのは非常に難しいことでした。ナスティックのユニフォームを着られたことを誇りに思います。また、僕がサッカー選手や人間として、大きく成長することができたことに対して感謝しています。一緒に戦った仲間やテクニカルスタッフ、クラブの関係者、苦しい時いつも僕らを支えてくれたファンのみなさん、ナスティックに関わる全ての人々にも感謝しています」

「タラゴナに来てから今日まで、親切にしてくれたみなさんのことは決して忘れません。日本からやって来た当初は、不安になることもありました。でも、みなさんのサポートのおかげで、毎日楽しい時間を過ごすことができました。タラゴナの地で学んだことを活かして、僕は人生を進み続けます。タラゴナは僕にとって第2の故郷で、ナスティックは心のクラブです。心の底からナスティックの将来の成功を願っています。ありがとうございました」

タラゴナを離れることとなった鈴木だが、新天地などはまだ明かされていない。海外挑戦を継続するのか、日本へ復帰するのか、今後の動向にも注目が集まる。

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