ユヴェントスにやってきたクリスティアーノ・ロナウドに注目するのもいいが、今季セリエAでブレイクする可能性がある若手選手もチェックしておきたい。すでにセリエAは開幕しているが、英『Squawka』が今季急成長するかもしれない逸材を10名リストアップしている。
1.ペドロ・ネト(ラツィオ/FW/18歳)
ポルトガルのブラガから昨年やってきたネトは、ポルトガルの世代別代表に選ばれてきた逸材だ。過去にはバルセロナ、マンチェスター・ユナイテッドなどビッグクラブがネトの引き抜きに動いたことがあり、注目度は抜群だ。ラツィオの指揮官シモーネ・インザーギも昨季から何度かネトを名指しで評価しており、今季は出番が増えるかもしれない。
2.ダヴィデ・ベッテッラ(アタランタ/DF/18歳)
インテルのユース出身であるベッテッラは、イタリアの世代別代表に選ばれてきた期待のセンターバックだ。まだセリエAでのプレイ経験はないが、同メディアはアタランタに移籍したことで今季はチャンスがあるはずと伝えている。インテルも買い戻しオプションをつけているようで、期待は大きい。
3.エンリコ・ブリグノラ(サッスオーロ/MF/19歳)
ネトやベッテッラと違い、ブリグノラは昨季ベネヴェントの一員としてセリエAでプレイしている。得点も記録しており、今夏サッスオーロに移籍したのだ。ベネヴェントは残念ながら降格したが、ブリグノラはステップアップを果たしている。
4.ムサ・バロウ(アタランタ/FW/19歳)
アタランタはセリエA開幕前にヨーロッパリーグの予選ラウンドを戦っているのだが、そこでバロウは抜群の結果を残している。サラエボとのゲームではハットトリックを記録し、続くハイファ戦でも得点を記録。同メディアはこれをセリエAのゲームに持ち込むのみと伝えており、今季はリーグ戦でも確かな爪痕を残したい。
5.ジャスティン・クライファート(ローマ/FW/19歳)
昨季から世界を賑わせていたクライファートは説明不要だろう。パトリック・クライファートの息子としても有名なジャスティンは、今夏アヤックスからローマに加入。エールディヴィジでは大暴れしていただけに、それをセリエAで出来るかに注目だ。途中出場が多いだろうが、出場機会は確実に得られるはずだ。
6.ロナウド・ヴィエラ(サンプドリア/MF/20歳)
今夏セリエAにやってきたロナウドはクリスティアーノ・ロナウドだけではないよなんてジョークも飛んでいるが、アーセナルに移籍したMFルーカス・トレイラの後釜候補として獲得されたのがヴィエラだ。イングランドの世代別代表に選ばれ、リーズ・ユナイテッドでは主力としてプレイしてきた。同メディアは将来のA代表入りもあると高く評価している。
7.フェデリコ・キエーザ(フィオレンティーナ/FW/20歳)
キエーザは昨季も有名な存在で、セリエAでは昨季36試合に出場している。父エンリコ・キエーザに近づくためにも、今季は二桁得点を狙いたいところだろう。同メディアも今季はより良くなるはずと期待をかけている。
8.パトリック・クトローネ(ミラン/FW/20歳)
クトローネもそうだ。昨季ミランでブレイクし、今季はその評価を確立させるのがミッションとなる。1シーズンだけの男で終わらないことを証明したいところ。ゴンサロ・イグアインがミランにやってきたが、その中でチャンスを活かせるか。
9.ニコロ・バレッラ(カリアリ/MF/21歳)
ミランやインテル、ユヴェントス、リヴァプールまでもが興味を示したと言われるカリアリの至宝がバレッラだ。すでにセリエAでも活躍しており、同メディアは今季中にはイタリア代表としてA代表のゲームに出てくるはずと期待をかけている。
10.アンドレア・ファヴィッリ(ジェノア/FW/21歳)
今夏のインターナショナルチャンピオンズカップから得点を記録するなど大活躍だったファヴィッリは、今季ユヴェントスからジェノアにレンタル移籍している。ユヴェントスでは出場機会を得るのが難しくとも、ジェノアではチャンスがあるはず。同メディアもチャンスをもらえれば期待に応えられるはずと評価している。
昨季はクトローネがミランで驚きのブレイクを果たしたが、今季話題をさらう若手は誰なのか。イタリア代表復活のためにも、若きイタリア人選手たちも注目ポイントだ。