井手口のドイツ行きは正解なのか リーズサポーターは首ひねる「英語力に役立つか?」

ブンデスリーガに挑戦の場を移す井手口 photo/Getty Images

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スペインの次はドイツ

リーズ・ユナイテッドで指揮官マルセロ・ビエルサの構想に入り切ることができなかった日本代表MF井手口陽介は、ブンデスリーガ2部のグロイター・ヒュルトへのレンタル移籍が決定した。レンタル先で出場機会を得られるのならば問題ないが、この移籍をリーズのサポーターはどう見たのだろうか。

英『HITC』がリーズサポーターの声をまとめているが、首をかしげているサポーターが多いようだ。何より井手口は昨季レンタル移籍したスペイン2部のクルトゥラル・レオネサで出場機会を得ることができず、非常に苦しい時間を過ごすことになってしまった。しかもビエルサは井手口が英語を上手く扱えていないため、コミュニケーションの面でも問題があることを明かしている。それならば、イングランドの他クラブにレンタルに出した方が良いと考えるサポーターやメディアが多かったのだ。

サポーターからは、「彼のキャリアを壊したな」、「リーグ1か2の方が彼にとって良かっただろう」、「このレンタルは彼の英語力、将来のリーズ入りに役立つか?」といった意見が挙がっており、ドイツ行きには疑問があるようだ。ブンデスリーガ2部より、プレミア・チャンピオンシップより下のフットボールリーグ1や2のクラブへレンタル移籍してイングランドの文化や英語に慣れてほしいと考えたサポーターが多くなっている。
リーズの方はビエルサの下で開幕4試合を3勝1分と好調で、現在首位に立っている。リーズがプレミアに昇格し、そこで井手口もプレイするのが理想的なシナリオだが、井手口はドイツで活躍できるだろうか。今回のレンタルには買取オプションもついているようで、今季は井手口の将来を考えるうえで重要なシーズンとなりそうだ。

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