[U21日本代表]上田綺世、途中出場でPK奪取&成功! マレーシアの堅守を破り、アジア競技大会ベスト8進出[映像アリ]

重要な試合で大仕事をやってのけた上田綺世 photo/Getty Images

巧みなフリーランニングで勝利に貢献

現地時間24日にアジア競技大会の決勝トーナメント1回戦が行われ、U-21日本代表がU-23マレーシア代表と対戦した。

序盤からボールを保持した日本はロングボールを多用。前線の前田、旗手、岩崎らのスピードを活かし、縦に鋭い攻撃を仕掛けていく。31分には旗手のスルーパスに反応した前田が決定的なシュートを放つが、ボールは枠外に逸れてしまう。さらに35分には松本のパスが相手選手に当たり、このボールを拾った旗手が敵陣ペナルティエリア内で鋭いシュートを放つが、相手GKナズリの好セーブに阻まれた。両チーム無得点で前半を終える。

後半も日本がボールを支配したものの、自陣ゴール前に人垣を築いたマレーシアの守備を攻略できない時間が続く。逆に57分にラシド、58分にアブドゥルラシドにカウンターからシュートを放たれるなど、危険な場面も散見された。

流れを変えたい日本の森保監督は、76分に前田に代えて上田を投入。その後も83分にラシドにポスト直撃のミドルシュートを放たれるなど、苦しい時間が続いていた日本であったが、上田が森保監督の期待に応えた。89分に同選手が巧みなフリーランニングで渡辺からのパスを引き出すと、敵陣ペナルティエリア内で相手DFタンのファウルを誘い、PKを獲得。このPKを上田が落ち着いて決め、日本に先制点をもたらした。その後、日本は気迫溢れる全員守備でマレーシアの猛攻を凌ぎ、試合は終了。要所を押さえた戦いぶりで準々決勝に駒を進めた。

[メンバー]
U-21日本代表:小島 亨介、板倉 滉、立田 悠悟、原 輝綺、長沼 洋一、杉岡 大暉、松本 泰志、渡辺 皓太、岩崎 悠人、旗手 怜央、前田 大然(→上田 綺世 76)

U-23マレーシア代表:ナズリ、ノル・アズリン、タン、ザカリア、サファリ、バクティアル、モフドガザリ、イスハク、ラシド、アブドゥルラシド、アハマド

[スコア]
U-21日本代表 1-0 U-23マレーシア代表

[得点者]
U-21日本代表:上田綺世(89)



参照元:Twitter

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