[U20女子W杯]ヤングなでしこが悲願の世界一! 宮澤ひなたの“超絶ミドル”などでスペイン粉砕[映像アリ]

決勝戦に出場したヤングなでしこの面々 photo/Twitterより

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組織的な守備が光る

現地時間24日にU-20女子W杯の決勝戦が行われ、U-20女子日本代表(通称:ヤングなでしこ)が同スペイン代表と対戦した。

ハイプレスで相手の攻撃を封じにかかったヤングなでしこだが、ロングパスを多用するスペイン代表にプレスを剥がされる。23分にはマイテに強烈なミドルシュートを放たれるが、GKスタンボーが横っ飛びでセーブし、難を逃れた。

スペイン代表の分厚い攻めに苦しめられていたヤングなでしこだが、ワンチャンスをものにする。38分に宮澤が敵陣ペナルティエリアの手前でボールを受けると、相手GKカタの頭上を越えるシュートを放ち、先制点を挙げた。43分には遠藤が敵陣ペナルティエリア内で決定機を迎えるも、こちらはGKカタの好セーブに遭い、追加点は奪えず。ヤングなでしこが1点をリードし、前半を終える。
ヤングなでしこは後半も相手にボールを保持されたものの、最終ラインや中盤、及び最前線の3ラインをコンパクトに保ち、スペイン代表にチャンスを与えない。すると57分、植木とのパス交換で抜け出した宝田が相手GKとの1対1を制し、貴重な追加点をもたらした。点差を広げられ意気消沈するスペイン代表を尻目に、ヤングなでしこは攻勢を強める。65分には長野が敵陣ペナルティエリア右隅で宝田からのパスを受けると、右足で相手GKの頭上を越えるシュートを放ち、ダメ押しの1点を挙げた。その後、71分にカンデラにアーリークロスを押し込まれるも、スペイン代表の反撃もここまで。ハードワークを完遂したヤングなでしこがスペイン代表の追走を振り切り、同大会初優勝を成し遂げた。なお、2011年のフル年代のW杯、2014年のU-17W杯に続いて今大会を制した女子日本代表は、FIFA(国際サッカー連盟)が主催する全ての女子世界大会でタイトルを獲得。サッカー史上初の快挙を達成した。

[メンバー]
U-20女子日本代表:スタンボー 華、北村 菜々美、南 萌華、高橋 はな、宮川 麻都、林 穂之香、宮澤 ひなた、長野 風花、遠藤 純、宝田 沙織、植木 理子(→村岡 真実 90)

U-20女子スペイン代表:カタ、メナヨ、ライア、プハダス、L・ロドリゲス(→P・フェルナンデス 71)、E・ナバーロ、ダマリス、パトリ、マイテ(→パウレタ 80)、ピナ、カンデラ

[スコア]
U-20女子日本代表 3-1 U-20女子スペイン代表

[得点者]  
U-20女子日本代表:宮澤 ひなた(38)、宝田 沙織(57)、長野 風花(65)

U-20女子スペイン代表:カンデラ(71)



参照元:youtube(再生ボタンをクリック→「youtubeで見る」をクリックでご覧頂けます)

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