40歳で初の海外挑戦 PSGで現役続行を決断したブッフォンが移籍を振り返る「不安もあったが……」

今夏の移籍市場でユヴェントスからPSGへ移籍したブッフォン photo/Getty Images

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35歳のときより調子が良い?

パリ・サンジェルマン(PSG)に所属する元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが、今夏の移籍を振り返った。

昨季をもって、2001年から長年過ごしたユヴェントスを退団したブッフォン。シーズン中から現役引退を示唆しており、今夏の去就に注目が集まっていたが、キャリアを続行し、PSGへの移籍を決断した。新天地でもここまで公式戦3試合に出場しており、フランス・スーパーカップの獲得に貢献している。

そんなブッフォンが仏『france footballl』のインタビューで「他の選手たちが、私のことをどのように見るかわからなかったし、少し不安もあった。40年もイタリアで過ごした後、生活や環境を変えることは決して容易なことではないからね。みんなは快適な居場所を作り終わると、恐怖や甘えなどいずれかによって、そこから離れたくなくなる。だって、新しいことはいつだって恐ろしいものだ」と当時の心境を明かしつつ「でも、私は違ったよ。ハラハラするところに身を置きたい。私は競争に飢えた獣で、進化したいと思っており、困難なことに向き合うのが好きなんだ」と語っている。
そして「もしキミが私に『35歳の時と、今の気持ちは違うか?』と尋ねたら、私は『今の方が良いと思う』と答えるだろう。すると、キミは『ありえない』て言うだろうね。私も家に帰るとき、自分に時々『ありえない』って言うことがあるよ。でも、私は5、6、7年前よりも良い感じなんだ。たぶん、仕事に対してのアプローチの仕方を変えたからかな。私のような年齢になると、全ては欲望やモチベーションの問題だからね」と述べており、今季のコンディションは近年よりも良好のようだ。

多くのタレントが揃うPSGでも、40歳の生けるレジェンドの圧倒的な存在感は健在だ。ブッフォンの今後の活躍にも注目が集まる。

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