ACL4強をかけて天津権健と激突する鹿島 三竿健斗、神童パトとの対戦が「楽しみ」

鹿島で必要不可欠な存在となっている三竿健斗・チームをベスト4へ導けるか photo/Getty Images

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貴重な戦力を失っている天津権健だが……

鹿島アントラーズは28日、AFCチャンピオンズリーグ・準々決勝の1stレグで天津権健(中国)をホームへ迎え入れる。試合に先立って、MF三竿健斗が意気込みなどを口にしている。

ベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルが今夏、ドルトムントへ移籍してしまった天津権健。加えて、かつてケルンで日本代表FW大迫勇也とコンビを組んだFWアントニー・モデストも移籍を希望し、現在トレーニングをボイコット中と、準決勝進出に貢献した貴重な戦力を失っている。ただ、前線にはかつて神童と呼ばれた元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトがいる。まだまだ油断できない相手だ。

アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトのインタビューに応じた三竿も「(天津権健は)前線の助っ人選手を中心にやっていますし、いた選手が抜けてしまったので、ここまでの戦いよりは(力が)落ちると思うんですけど、それでも強い相手」と警戒しつつ「サイドからの攻撃がキーになってくると思うので、そこをしっかりと攻略したい」と述べた。
そして、相手のキーマンとなるであろうパトについては「すごい速い印象があるんですけど、やってみないとわからないんで、すごい楽しみです。一回下りてボールを受けて、展開してからもう一回後ろから入っていくのがチャンスになっているので、そういう2列目からの動きがあるっていうのをみんなで頭に入れながらやれればなと思う」と言及。その上で「アジアの外国籍選手はヨーロッパとかで活躍してた選手を獲っているんで、世界のレベルをその選手一人で感じられるので楽しみ。その選手を抑えれば自分の自信にもなるし、これからどうすればいいかっていう課題も見つかるので、すごくいい機会だと思う」と話している。

また、過去に対戦した外国人選手に関して「ブラジル人のオスカルとかフッキとかとやりましたけど、すごく楽しかったですね。でも、思っていたより強くないなという印象がある」と明かしており、「そこは日本のレベルが上がってて、Jリーグでやってるからこそ差を感じないのかなと思う。レベルは上がっているんじゃないですかね」と語った。

はたして、鹿島はホームで天津権健に先勝、アジアのベスト4へ近づくことができるのか。

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