イングランド代表でブレイク迫る『若手6名』に大注目! EURO2020へサバイバルだ

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イングランド代表 photo/Getty Images

メイソン・マウント photo/Getty Images

ロシアワールドカップを戦ったイングランド代表もかなり若いチームだったが、先日ガリー・ケイヒルとジェイミー・バーディが代表引退を表明したことで、今後チームはさらに若返りを果たしていくのだろう。近年のイングランドはユース年代が国際大会で結果を出しているため、彼らがどうA代表に絡んでくるか興味深い。

マンチェスター・シティMFフィル・フォデン、フラムMFライアン・セセニョンらも要注目だが、英『Squawka』はクラブで彼らよりも良い働きを見せているタレントがいると主張。クラブで主力として活躍し、代表入りするだけの実力があると思われる若手6名をリストアップしている。

1.メイソン・マウント(MF/19歳/ダービー・カウンティ)

現在チェルシーからフランク・ランパードが指揮するプレミア・チャンピオンシップのダービーにレンタル移籍しているマウントは、すでに主力としてプレイしている選手だ。出場7試合で4ゴール1アシストと結果も出しており、同メディアはハリー・ケインの背後でプレイするマウントの姿を見たがっている。プレミア・チャンピオンシップの選手とはいえ、試してみる価値はありそうだ。

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ベン・チルウェル photo/Getty Images

アーロン・ワン・ビサッカ photo/Getty Images

2.ベン・チルウェル(DF/21歳/レスター・シティ)

イングランド代表において唯一若くなかったのが左サイドバックだ。ロシア大会ではベテランのアシュリー・ヤングが務め、もう1人のダニー・ローズもトッテナムで良い時間を過ごしていない。レスターで安定したプレイを見せるチルウェルは理想的な左サイドバックと言えよう。同メディアはマンチェスター・ユナイテッドで復活しているルーク・ショーとチルウェルの2人がEURO2020への戦力になると期待している。

3.アーロン・ワン・ビサッカ(DF/20歳/クリスタル・パレス)

ビサッカは右サイドバックの選手で、このポジションにはキーラン・トリッピアーが構えている。しかしながらバックアッパーとしてビサッカは興味深い。今季はリヴァプール戦でレッドカードを受けてしまったものの、1試合平均では3.27回と高いタックル成功率を記録。リヴァプールのトレント・アレクサンダー・アーノルドと同じく、代表入りにふさわしいと同メディアは見ている。

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デマライ・グレイ photo/Getty Images

ジェイドン・サンチョ photo/Getty Images

4.デマライ・グレイ(MF/22歳/レスター・シティ)

またも岡崎慎司の同僚だ。グレイは昨季も出場機会を得ていたが、リヤド・マフレズが抜けた今季は攻撃の主役だ。ここまで10度のドリブルを成功させ、1試合平均3.46回のドリブル成功率はプレミアリーグでトップの数字なのだ。まだ開幕したばかりだが、グレイの能力の高さが分かる数字だ。

5.ジェイドン・サンチョ(MF/18歳/ドルトムント)

フィル・フォデンと同じ世代のサンチョは、すっかりドルトムントの主役になっている。マンCで出番が限られるフォデンに比べると、サンチョの成長速度は目を見張るものがある。ドイツ行きは正解だったと言える。ドルトムントでこれだけ活躍しているとなれば、招集しない理由はないはずだ。

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ジェームズ・マディソン photo/Getty Images

6.ジェームズ・マディソン(MF/21歳/レスター・シティ)

またまた岡崎の同僚だ。岡崎からバーディの相棒の座を奪わんとするマディソンは、すでに得点も記録するなど新天地レスターで快調なスタートを切っている。同メディアもテクニック、パス精度などを評価しており、攻撃をクリエイトできる選手として代表入りをプッシュしている。


チルウェル、グレイ、サンチョといったあたりは即戦力候補だろう。左サイドバックはここからEURO2020へ激しいポジション争いがあるはずで、前線でもグレイやサンチョのようにチャンスメイクできる選手はどんどん試したいところ。ロシア大会ベスト4だったイングランドはさらにレベルを上げられるのか。フレッシュな若手の登場に期待だ。

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