26歳なのに優勝も降格も知る男 リヴァプールMFが若手へ届けたい経験

今夏リヴァプールに加わったシャキリ photo/Getty Images

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少々珍しい経歴

今夏リヴァプールがストーク・シティから引き抜いたスイス代表MFジェルダン・シャキリは、少々変わったキャリアの持ち主と言えよう。バイエルンやインテルといった世界的な名門クラブで上位争いを経験したこともあれば、ストークで3シーズン残留を懸けた厳しい戦いを経験した。まだ26歳の若さだが、優勝と降格の両方を知る選手なのだ。

この経験値はリヴァプールにとって大きなプラスとなるだろう。降格したストークから引き抜いた選手とはいえ、バイエルンではリーグ制覇の味を知っている。英『LIverpool Echo』によると、シャキリもその経験をリヴァプールにプラスしたいとの考えを明かしている。

「このクラブで何かを勝ち取りたい。それを僕たちは目標にすべきだ。まず何よりも僕たちは優れたフットボールがしたい。ただ、常に良いフットボールをしたチームが勝つわけではないことも分かっている。僕たちは勝ち方を知る必要があり、これが重要だ。僕はバイエルンで多くのタイトルを獲得したし、若いリヴァプールのチームにこの経験を届けたい。そして何かを勝ち取るための助けとなりたいね」
リヴァプールにはトレント・アレクサンダー・アーノルドやジョー・ゴメスなど若い選手も多く、リーグ制覇を経験したことがないという者も多い。シャキリはアタッカー陣のバックアッパーという位置づけだが、優勝を知る者としてチームを引っ張っていく考えなのだろう。

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