新生・日本代表がピッチで躍動! 南野、中島らが実力見せつけ完勝

得点を奪った南野 photo/Getty Images

コスタリカを一蹴

11日にキリンチャレンジカップ2018でコスタリカ代表と対戦した新生・日本代表。森保一新監督はロシアワールドカップを経験していない選手を数多く召集し、フレッシュな顔ぶれで初陣を迎えた。

観衆を沸かせたのは中島翔哉、堂安律、南野拓実で構成された2列目だ。[4-2-3-1]で臨んだ日本の「3」の部分でこのトリオが華麗な個人技を混ぜ合わせながらチャンスを作り出していく。特に中島、南野の2人は積極的にボールに絡み、得意のドリブルで何度もスタジアムを沸かせた。このスピード感、突破力は新生・日本の可能性を感じさせるには十分なものだった。

先制点が生まれたのは前半16分だ。コーナーキックにDF佐々木翔が合わせると、これが相手の頭に当たってゴールへ。記録はオウンゴールとなったが、佐々木の空中戦の強さがうかがえる一撃だった。

その後はコスタリカが5バックを軸にしっかりと守備を固めたこともあり、なかなか決定機を作れず。小林悠のポストプレイから南野の強烈なボレーシュートがあったが、これはGKに防がれて得点ならず。前半は1-0で終える。

後半に入っても日本は2列目の3人を中心にチャンスを作り出し、堂安が立て続けに惜しいシュートを放つなどコスタリカのゴールに迫った。

追加点は66分だ。中島から遠藤にスルーパスが通ると遠藤がそのまま折り返し。これを受けた南野が左足で相手の股間を抜くシュートを決めて2-0。前半から好プレイを連発していた南野に待望のゴールが生まれた。

堂安、南野、中島と海外でプレイするアタッカー陣が沸かせていたが、Jリーグ組も忘れてはならない。試合の最後に強烈な一撃を決めたのが柏レイソルの伊東純也だ。右サイドからカットインして左足で華麗なフィニッシュ。新生・日本代表は3-0で初陣を飾り、大きな感じさせるスタートを切った。


GK

東口順昭(ガンバ大阪)

DF

室屋成(FC東京)(→守田英正 82)
三浦弦太(ガンバ大阪)
槙野智章(浦和レッズ)
佐々木翔(サンフレッチェ広島)(→車屋紳太郎 78)

MF

遠藤航(シント・トロイデン)
青山敏弘(サンフレッチェ広島)(→三竿健斗 87)
南野拓実(ザルツブルク)
堂安律(フローニンヘン)(→伊東純也 85)
中島翔哉(ポルティモネンセ)(→天野純 75)

FW

小林悠(川崎フロンターレ)(→浅野拓磨 68)

[スコア]

日本代表 3-0 コスタリカ代表

[得点者]

日本代表:OG(16)、南野(66)、伊東(90)

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