メッシ超えが10人もいた! 歴代フリーキック得点ランクTOP10

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クリスティアーノ・ロナウド photo/Getty Images

ロジェリオ・セニ  photo/Getty Images

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バルセロナFWリオネル・メッシは、キャリアを重ねるごとにフリーキックの精度を急激に上げてきている。特に近年は高い確率でゴールを捉えてきており、ここまで代表とクラブで積み重ねたフリーキックのゴール数は41だ。この数字を今後どこまで伸ばすのか注目だが、英『Squawka』によればメッシよりも多くのフリーキックを決めている選手が10名いるという。メッシはこのTOP10に食い込めるだろうか。

10位:クリスティアーノ・ロナウド 51ゴール



まずメッシが狙うはロナウドの数字だ。ロナウドがマンチェスター・ユナイテッドにいた時代は、直接フリーキックの精度ではロナウドの方が圧倒的に上だったと言える。ただしロナウドは徐々に得点ペースが落ち、メッシが上げてきた。今のままのペースでは1、2シーズンで追いついてしまう可能性もあるだろう。

9位:ロジェリオ・セニ 59ゴール



サンパオロ一筋でプレイしたセニは、GKの選手だ。GKがフリーキックのランキングに入ってくるなど恐ろしい話だが、セニはキックのスペシャリストとしてゴールを量産。PKも担当するため、21得点決めてしまったシーズンもあったほどだ。こんなGKはもう現れないかもしれない。

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ロナルド・クーマン photo/Getty Images

ジーコ photo/Getty Images

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8位:ロナルド・クーマン 60ゴール



バルセロナでも活躍したクーマンは、カンプ・ノウでのフリーキックキングだったのだ。ただしメッシは昨季バルセロナでの通算フリーキック数でクーマンを超えているため、バルセロナ限定ならばクーマン以上の存在だ。クーマンは壁の上を華麗に通すフリーキックも蹴るが、パワー系のボールが多かった。そのため射程距離はメッシ以上と言っていい。

6位:ジーコ 62ゴール



同メディアは1982ワールドカップのスコットランド戦で決めたゴールを例に挙げているが、ジーコもフリーキックのスペシャリストだった。Jリーグでも見せてくれた柔らかいタッチに、正確なキックと、ブラジルの10番を代表する名手の1人だ。

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ディエゴ・マラドーナ photo/Getty Images

デイビッド・ベッカム photo/Getty Images

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6位:ディエゴ・マラドーナ 62ゴール



「メッシはマラドーナの記録をほとんど超えているが、この数字を超えるのは大変かもしれない」と同メディアが伝える通り、マラドーナもフリーキックから多くのゴールを積み重ねている。スピードボールよりはカーブをかけたキックが多く、メッシとやや似たタイプと言えよう。

5位:デイビッド・ベッカム 65ゴール



イングランドNo.1キッカーは間違いなくベッカムだろう。独特なキックフォームを真似した人も多いはずで、綺麗に曲がったボールがネットに突き刺さるのは芸術的だ。クロスの精度もピカイチで、サッカー界を代表するキッカーだ。

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ロナウジーニョ photo/Getty Images

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3位:ヴィクトル・レグロッターリエ 66ゴール



アルゼンチン国内でのプレイを続け、1950年代から70年代にかけて活躍したレグロッターリエもフリーキックだけで66のゴールを記録している。ヒムナシア・デ・メンドーサやヒムナシア・イ・エスグリマなどアルゼンチンの複数クラブを渡り歩いている。

3位:ロナウジーニョ 66ゴール



同メディアが真っ先に挙げたのは、2002日韓ワールドカップのイングランド代表戦で決めたGKの頭上を抜く技ありフリーキックだ。イングランド代表GKデビッド・シーマンの頭上を抜いたあのシュートは今でも伝説として語られる。その他にも壁の下を通したり、トリッキーなキックが多かった。

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サッカーの神様ペレ photo/Getty Images

ジュニーニョ・ペルナンブカーノ photo/Getty Images

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2位:ペレ 70ゴール



サッカーの神様ペレもフリーキックを得意にしていた選手だ。今とはスパイクの質も大きく異なるが、アウトサイドのあたりで蹴るパワーボールなどで70のゴールを数えた。

1位:ジュニーニョ・ペルナンブカーノ 77ゴール



同メディアがフリーキックの皇帝と名づけるジュニーニョは、無回転シュートが代名詞だ。強烈にブレるボールを蹴るため遠い位置からでも狙うことができ、GKにとっては悪夢だ。同メディアも、さすがに77ゴールの数字にはメッシも追いつけないだろうと結論付けている。


こう見るとブラジル人選手が多い。しかもジーコ、ロナウジーニョ、ペレと代表の10番を背負った者が3人もTOP10に入ってきている。やはりセレソンの10番を背負う者は化け物揃いということなのだろう。果たしてメッシはこのランキングに入ってくるのか。今季もフリーキックからゴールをいくつか決めてくるはずで、まずは50ゴール超えが目標か。

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