これがサッリ流! アザール、ウィリアンが記録する”TOP4″の数字

アザールとウィリアン photo/Getty Images

前線が元気に

マウリツィオ・サッリ率いるチェルシーでは、とにかく前線の選手たちが元気になったという印象が強い。当然ながらボール支配率が前指揮官アントニオ・コンテ体制時よりも大幅に上がっているため、前線の選手がボールに触るケースが増えたのだ。特にエデン・アザール、ペドロ・ロドリゲス、ウィリアンの3人は開幕から非常に元気だ。

英『Football London』も、彼らの躍動ぶりが分かるデータがあると紹介している。データでは現在ウィリアンは24.8分に1度チャンスメイクしており、これは今季のプレミアリーグでは4番目に良い数字だ。3番目はマンチェスター・ユナイテッドFWアレクシス・サンチェスで23.3分に1度、そして2位がアザールで22.3分に1度となっている。1位はマンチェスター・シティMFダビド・シルバで18.7分に1度だ。

チェルシーのアタッカーがチャンスメイカーのTOP4に入っていることになり、彼らの躍動こそサッリ率いるチェルシーが開幕から連勝を続けている理由なのだ。ペドロもすでに3ゴール奪っており、すでに攻撃面ではサッリのカラーが浸透してきている。

同メディアは守備時にアンカーのジョルジーニョと最終ラインの距離が開きがちなのを気にしており、守備面はまだ完璧とは言い難い。しかしサッリが就任して間もない中でアザールらアタッカー陣が楽しいフットボールを展開できているのは大きい。今後も精度を上げていけばトップ4入りを狙うことは十分に可能だろう。

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