ファンタジスタと母国の英雄 マネに影響与えた2人の名手とは

リヴァプールのマネ photo/Getty Images

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マネも完成されたアタッカーに

セネガル代表ではエース、リヴァプールではモハメド・サラーとロベルト・フィルミーノとともに欧州屈指の3トップを形成するFWサディオ・マネは、ドリブルからシュートまであらゆる能力を高いレベルで備えたハイレベルなアタッカーだ。主に左サイドから中へカットインすることもできれば、スピードを活かして縦に突破することもできる。DFとしては対応が難しいだろう。

そのマネのプレイスタイル形成に大きな影響を与えた選手が2人いるという。今回マネが米『Bleacher Report』に明かしているが、その2人とは元ブラジル代表FWロナウジーニョと元セネガル代表FWエル・ハジ・ディウフだ。

「僕が子供の時は好きな選手が数多くいたんだ。ただ、最も好きだったのはロナウジーニョだ。それと同じくセネガルのディウフもね。彼らは僕に大きな影響を与えたよ。2人ともフットボーラーとしてのお手本で、彼らはスキルがあってドリブルでいとも簡単に相手を突破するからね」
圧倒的なテクニックを武器に世界を魅了したロナウジーニョと、セネガルの英雄ディウフ。2人とも突破力のある選手で、左サイドから切り崩す姿はマネと重なる部分もある。ディウフのようにスピードを活かして縦へ、ロナウジーニョのように静止した状態から相手を突破したりと、少年時代に影響を受けていたのは間違いない。2人を手本にして育ったのならば、今のマネはかなり理想形に近い選手になっていると言えよう。

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