困った時は『アフロマン!』 いぶし銀なハイタワーがマンU変える

マンUのフェライニ photo/Getty Images

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ファーディナンド氏も絶賛

決定的な得点を記録したり、何か派手なことをしたわけではない。しかし、バーンリー、ワトフォード相手に連勝を収めたマンチェスター・ユナイテッドではMFマルアン・フェライニの存在が大きかった。そう主張するのはクラブOBリオ・ファーディナンド氏だ。

開幕直後は新加入のフレッジが中盤に入っていたが、指揮官ジョゼ・モウリーニョはバーンリー戦とワトフォード戦でフェライニを先発させた。ネマニャ・マティッチとのコンビで中盤を引き締めることで、ポール・ポグバをより攻撃的にプレイさせることが可能になったとフェライニは評価されているのだ。

英『BT Sport』によると、ファーディナンド氏もいぶし銀な働きを見せるフェライニを評価しており、もっと称賛されていいと感じているようだ。
「彼はスキルに溢れているわけではない。スコールズやベッカム、キャリックなど美しいパサーたちと比較するのであれば、フェライニはそうしたタイプの選手ではない。ただしフェライニは彼らが持っていないセットプレイの脅威を与えることができる。守備面でもワトフォード戦では非常にタイミングのいいインターセプトがあった。なぜジョゼが彼をチームに入れているのか理解しないといけないよ。彼は美しくないが、プレイは非常に効果的だ。彼のプレイした多くのゲームで結果に影響を与えていて、それはフィジカル面で支配しているからだ」

モウリーニョはとにかくフェライニを好んで起用してきた。ビハインドの時には空中戦のターゲットに、そして今のように守備を引き締めるためにと、あらゆる状況に対応できる選手と評価しているのだろう。マンUでスターと称賛されるわけではないが、フェライニがこの連勝に関係しているのは間違いない。

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